ここでは私共で施工した事例の一部をご紹介します。


        bath
岩手県の住宅です、ステンレスのフレームとクリアガラスで覆い、狭さを解消しています。バスタブは鋳物ホーローで最初にこの色を決め、タイルはこれに合わせました。寒色のクリアなバスタブと暖色のタイル、ヨーロッパの典型的な組み合わせです。

       椅子 B
青森の住宅です、居間の一部で通路兼電話スペースになっています。壁は吹きつけで年配の施主の為カーペット貼りになってます。照明はサイドからでフロアライトとテーブルライトのみ、日本の住宅の基準からすれば、やや暗く感じるかもしれません。


      dinding
青森のお宅ですが、壁は吹き付け、床はテラコッタタイルです。家具はアルフレックスのダイニングテーブルと椅子、照明はデンマークのルイスポールセン、落ち着いた空間を目指したため、白色灯と小さ目のスペースです。

       サンルーム
奥行き2m程のスペースです、サンルームとして活用しようと考え大きな嵌め殺しの窓、出入りのドアを設けました、音楽も必要との意見で天井にスピーカー配線をし、一杯飲む為のサイドテーブルを配しています。壁はタイル、床は無垢の花梨材。

        縦の
2階の写真です。右のスペースはロフト部分で持ち帰った仕事や、家庭内の事務処理のワークスペースです。屋根傾斜と垂木をそのまま出し、リズムと開放感を目指しています。床は花梨の無垢材、壁は本漆喰の篭手だしの文様です。


          洗面カウンターA
洗面所は必ずカウンターをつけます、動作が楽ですし、使い勝手が良いと思っています。いつも天然石で作り、洗面ボールを埋め込みます。今回はスペインのエンペラドールという大理石で、石目やブラウンの濃さが秀逸の最も好きな大理石です。

        サニタリーB
同じくエンペラドールのカウンター使いの洗面所です。洗面ボールと金物は前の写真と同じデンマークのヤコブセンの定番です。かれこれ40年以上作られ続けている簡素な名品です。


    ワークスペース
変形のスペースですが、前の写真にもあったワークスペースとして処理しました。家庭においても各種郵便物や請求書、案内、また学校からの連絡等多くの書面がきます、居間で処理しても良いのですが、こういうスペースがあれば散らからずにすみます。

   和室
大きな家の場合和室を指示されます、まだまだ工夫があったかと反省する部分がありますが、なるべく簡素に造るように気をつけています。襖の表は地模様にし間違っても富士や鶴亀は避けましょう。

     寝室
老夫婦の寝室です。身体に負担の無い様にという事でベッドにし輻射の暖房機をいれてます。衝立みたいなものが、熱を出し柔らかく輻射で熱を伝播しますので、風が起きず最も快適な暖房機です。床は花梨の無垢材、壁は吹き付けです。